7日、ホンダの北米ブランド、アキュラは『RLプロトタイプ』を発表した。日本名ホンダ『レジェンド』。新しい四輪駆動システム「SH-AWD」と軽量ボディでスポーティな走りを実現した。
次期アキュラ『RL』、つまりホンダ『レジェンド』がFRセダンになるのではないか、という噂は以前から絶えなかった。しかしホンダが選んだのは、3.5リットルV6横置きエンジンに、新開発の4WDシステムを組み合わせる方法だった。
7日、ホンダの北米上級ブランド「アキュラ」は、高級セダン『RLプロトタイプ』をニューヨークモーターショーで発表した。発売は今年の秋を予定。日本ではホンダ『レジェンド』として発売される。
ホンダが今秋発売のフラッグシップセダン『レジェンド』に搭載する4輪駆動システム「SH-AWD」は、昨年2月に日本市場に投入されたカナダ製の上級SUV『MDX』の自動制御4駆方式がベースになった。
ホンダの伊東孝紳常務(本田技術研究所社長)は1日、新開発の4輪駆動システム「SH-AWD」を搭載する次期『レジェンド』について、「スポーツカーと競合できるドライビングを実現したい」と述べた。
ホンダは、ニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー)に、今秋フルモデルチェンジ予定のアキュラ『RL』/日本名ホンダ『レジェンド』のプロトタイプ、アキュラ『RLプロトタイプ』を出展する。
ホンダの福井威夫社長は17日、東京・南青山の本社で会見し、来年は国内市場向けに、『ASM』ベースのミニバンなど3モデルの新車を投入する計画を明らかにした。
ホンダは19日、『レジェンド』をマイナーチェンジし発売した。盗難防止装置のイモビライザーとセキュリティーアラームを全車に標準装備した。
18日、ホンダが韓国で四輪車事業を再開する方針が明らかになった。二輪車販売を手掛けている現地法人がミニバンや小型車などを輸入販売する。25日にソウルで正式発表される。ホンダは1990年代前半に韓国の大宇(デーウ)に技術供与、大宇は『レジェンド』を『アルカディア』として生産したが、その後提携を解消していた。
29日一般オープンのニューヨーク・オートショーで、ホンダ系のプレミアムブランド、アキュラのコンセプトスポーツセダン『DN-X』がベールを脱ぐ。ホンダのハイブリッドテクノロジーを駆使したセレクティブパワー方式の4WDとして注目を集めている。