ルノーは新型『エスパス』発売の準備がほとんど整っている。“ほとんど”であって“OK”ではないので、ジュネーブ・モーターショーの規則としてコンセプトカーあつかいになった。
日産自動車とルノーは、提携合意に基づいて3月1日に、ルノーは日産に対する株式保有比率を44.4%に引き上げると発表した。日産が発行する新株5億3975万株をルノーが取得する。
新型『マーチ』は、ルノーと共同で開発された「Bプラットフォーム」と呼ばれる新プラットフォームを使って作られた第一号車である。このプラットフォームは、今後登場する次期『キューブ』など、さまざまな車種に使われる、と発表されている。
ルノーは『エスパス』コンセプトをジュネーブで発表する。先に公開された写真を見ると次期型の予告と考えて良さそうだ。1984年に初代エスパスをデビューさせたルノーは、欧州市場のMPV=多目的車に革命を起こした。4代目コンセプトはMPVの頂点をめざす。
フランス、ルノー社の2001年12月期の連結決算は、売上高は前年比9.5%減の363億5100万ユーロ(4兆2385億円)、純利益が同2.8%減の10億5100万ユーロ(1225億円)となり、減収減益となったことが明らかになった。
ルノーは、『4CV』のスペシャルモデル『ベルネ・ペラール』も出品していた。最初の3台はチューブラーフレームにロバート・モウガーにデザインによるクーペボディを架装しており、1953年のルマン24時間耐久レースにも出場している。
日産自動車とルノーは2001年のグローバル販売実績を発表した。日産とルノーを合わせた全世界販売は500万台弱と前年なみにとどまったが、シェアは前の年にくらべ0.1ポイント上昇し9%となった。
日産自動車とルノーは20日、ブラジルに建設していた商用車工場が竣工したと発表した。今新工場での初年度の生産計画は、日産とルノー合わせて8200台で、日産はこのうち4500台を生産する。将来的には日産・ルノー合わせ年間4万台を生産する。
来季からベネトンに代わりF1に復帰するルノーが、2002年のドライバー開発プログラムに参加する若手ドライバー4名を発表した。
日産自動車とルノーは、オランダに「ルノー日産BV」を設立すると発表した。ルノー、日産の統括会社で、戦略を模索するとともにTOBなどから両社を守る。
日産自動車とルノーは、日産自動車がルノーに15%出資するとともにルノーが日産への出資比率を44.4%に引き上げると正式に発表した。
カルソニックカンセイのブースに、UCRなるものが展示されている。ユニフィケーション・オブ・コンデンサー・アンド・ラジエーターの頭文字を取ってUCR。エアコン用のコンデンサーとエンジンのラジエーターという、熱交換機能を持つふたつの部品を合体させたものだ。