日常の足として街乗りに最適なのはもちろん、郊外へのちょっとしたツーリングにも使えて便利な125ccスクーター。大人気の原付2種クラスで昔も今も強い存在感を放つスズキのニューモデル「バーグマンストリート125EX」をインプレッション
ヤマハがラインナップするフロント2輪のスクーター『トリシティ125』が、フルモデルチェンジを受けて登場。乗り心地もハンドリングも一段と上質なものになっていた。
バイク専門誌を代表する凄腕ライダーたちに混じって、話題のニューモデル『Ninja ZX-4R』(正確には『NinjaZX-4RR』と『Ninja ZX-4R SE』)で、袖ケ浦フォレストレースウェイを朝からタップリ走らせてもらった。
スズキの新型『Vストローム800DE』は、車体を軽くし、ストローク量に余裕を持った前後サスペンションを装備しつつ、フロントにはダートでも高い走破性を発揮する大径21インチホイールを履く。
ファッションのブームは一定周期で繰り返すというが、二輪車の世界でもそれは同じ。見た目だけでなく、エンジン形式やタイヤのトレッドパターン、マフラー形状やカラーリングに至るまで当時を思い起こさせるモデルが時折、登場する。
「4つのバイクを1台に」の理想はさらなる高みへ―V型4気筒エンジンを搭載したドゥカティ『ムルティストラーダV4』の衝撃的なデビューから早2年。群雄割拠のアドベンチャー界における実力を今回は長距離ツーリングで確かめてみた。
2023年3月に発売されたスズキの新型スポーツバイクが「GSX-8S」だ。その軽やかな走りを、モーターサイクルジャーナリストである伊丹孝裕と小川勤の対談を通してお届けしよう。
今回、新緑がまぶしい山梨県・小淵沢で、名実ともにオールラウンダーとなった新型トランザルプに試乗した。試乗コースはオンロード(一般道路と高速道路)を中心に起伏のないフラットなオフロードを少々。たっぷり2時間、寄り添った。
初代が創り上げたドラッグレーサーの世界。新型には、当時を思い起こさせる激しい加速力はない。けれど試乗中、筆者は絶えずニンマリしていた。新型『エリミネーター』の走行性能は良い意味で筆者の期待を裏切ったからだ。
◆万能スポーツモデル的要素が強まった「現代のRS」 ◆最新モデルらしいボクサーサウンド ◆なんだろうこの物足りなさ…と思ったが
オーストリアの名門KTMから2023年モデルとして890SMTが登場。イタリア・サルディーニャ島で行われた国際試乗会にてその走りを検証した。
バイクには実際に乗ってみないとわからない魅力があります。しかし、試乗に踏み切るにはそれ相応の勇気が必要。そんな時にぜひ読んでもらいたいのが、経験豊富なジャーナリストがわかりやすく解説をしているバイクの試乗記です。
◆日本人に親しみやすいデザイン、空冷350cc ◆クラシカルな見た目、だけじゃない ◆スペックだけでは図れない「乗り物の原点」が味わえる
3輪車である。前2輪、後1輪のCan-Am『Spyder』/『Ryker』は、カナダに本社を置くBRP社が手掛ける。2007年に北米で先行発売を開始し、現在日本ではBRPジャパンが取り扱いを行なっている。
1801ccの空・油冷水平対向2気筒。直径10cm以上のピストンが2つ、足元で左右に10cmも動く。よってアイドリング時からドコドコと存在感を主張するわけだが、不思議と粗々しさがない。